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サルデーニャ島バルバジア地方1(バルーミニ〜ガヴォイ)

早朝に美食の都カリアリを出発。

「サルデーニャ島の原点」と言われる島のバルバジア地方 Barbagia(中央部)に向かう。古代ローマ人にラ・バルバジャ=山賊の地/蛮族の地、と言われた場所に行く目的は、ずばり「山の美食」と「ムラーレス Murales =壁絵」ですワ。

バルバジア地方は古代ローマ帝国の支配を最後まで拒んだ地域で、18〜20世紀初までコルシカ島との密貿易や誘拐・略奪行為などで生計をたてていたらしい。あまりの強行犯っぷりにイタリアでは誘拐事件=サリデーニャ人の仕業じゃね?とも言われた。

下の地図で言うと、セルノビ〜テッラルバ〜ヌオロの中の山岳地帯がバルバジア地方。


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カリアリから高速道路を経由してバルーミニ Barumini からガヴォイ Gavoi に向かう。

ヴィッラマルという田舎町の近郊を走り抜けようとすると、あらら、家々にムラーレス=壁画が描かれている。ムラーレスと言えばガヴォイよりずっっと先の山奥の集落で、バルバジア地方の中心地オルゴーソロ Orgosolo が発祥の地で有名。芸術的なミラーレスならフォンニ Fonni という町ね。

第二次大戦後、民主体制の構築に係わった(考え方が社会民主主義政党に非常に近い)イタリア共産党Partito Comunista Italiano, PCI の力が強大(1970年代には第一党に並ぶ勢力)になると「土地の国有化」の話が出る。※PCIは1991年に左翼民主党と改名。

サルデーニャ島のバルバジア地方は岩や石がゴロゴロしているため、耕作には不向きのために豊かではなく、ほとんどが農業と牧畜で生計を営む。体制が代わって国有化の話が出ると羊飼いや農民が激しく抵抗。その怒りを家々や岩などに《ムラーレス》と呼ばれる絵で表現した。

バルバジア地方では現在もムラーレスは描き続けられているが、生活を描いたもの、サルデーニャの伝統を描いたもの、時事・政治問題など視点は変わらず。これが現在では観光客を呼んで「村おこし」にもなっている。

こちらはヴィッラマル近郊の集落のムラーレス。

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絵のサインから1970年代後半〜1980年代前半、2010年前後に描かれたものに大別されていました。

バルバジア地方にはまだ独自の慣習が残っていて、教会には風変わりな偶像とかがあったりする。

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(盛んに行われていた自然崇拝の偶像かしら?)



大昔の話。

紀元前20世紀頃、東地中海からヌラーゲ人 Nuragheがサルデーニャ島に上陸、生活しはじめたとされる(現在、ヌラーゲ人の子孫が7000人以上存在)。

紀元前2000年〜紀元前250年頃(先史時代)、見晴らしのいい丘の上などに「ヌラーゲ」と呼ばれる、高度な建築術が施された独特の石造りの構造物が全土に約2万基つくられた(大小合わせて約7,000ものヌラーゲが現存)。最も有名なのは世界遺産にも指定されたスー・ヌラージ・ディ・バルーミニだが、そもそもヌラーゲは文書による資料が発見されていないため、未だ謎に包まれたまま。

バルーミニの町を通過するため寄り道してみてみた。

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(バルーミニ)

スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ Su Nuraxi di Barumini:ヌラーゲ建築の最盛期である紀元前1500年ごろより建設が開始され、3層のタワーになっている。四角い大きな石を塔の基部から頂点まで手作業で積み上げている。石と石の隙間には形に添った石をはめ込んでズレを防いだ。

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サルデーニャ島では様々なタイプの聖域 santuari があったとされ、ここで自然崇拝を行っていたようだ。特に重要なのが井戸のある聖域 tempio a pozzo で行っていたとされる水崇拝。この遺跡にも三角形の階段の下には泉がある。

ヌラーゲの外観は全体的に丸みを帯びているが、輪切りにすると細く狭い通路があって、1人は入れるかどうかの小部屋があるが、その形状や配置は様々。ヌラーゲの周囲に集落があり、人々が家畜と一緒に住んでいたようだ。

ヌラーゲを利用して上に砦を増築して再利用。

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大小合わせて約7,000ものヌラーゲが現存しているが、19世紀に決められた土地所有の境界線にヌラーゲの石を使われたり、20世紀に始まる道路網計画で舗装に石を使ったりしたため、保存状態の良いヌラーゲは数少ない。小さいヌラーゲは羊飼い小屋になっていたりする。

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(サルデーニャ島北部のヌラーゲ)



ガヴォイ Gavoi


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バルバジア地方の中央部に位置し、山岳都市としてはまあまあの規模の町。標高790mの町なので今では夏の避暑地のひとつとして人気がある。かつては馬具の工房が多く、この町から行商人が島中に散ったそうな。今は牧畜で成り立っている。

お勧めのレストラン「サンタ・ルーゲ」はあいにく休みだったため、旧市街にある煙草屋のオヤジに聞いた旨い店 Borello に行ってみた。

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一見、ただのカフェのようだが、どうしてどうして、スゴイ料理を出す店だった。

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ああ・・・・
何を食べても美味しい・・・
ここに1ヶ月間はいたい・・・
素朴で美味しい・・・

ワインも安くて最高に美味しい・・・

ワインのフルボトル1本にデキャンタ1本で総計57ユーロ。


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