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肥後国に遠征2日目は天草は明月のちゃんぽん

2日目。

熊本市内中心部(三井ガーデンホテル)から天草に移動。

天草と言えば・・天草四郎時貞。江戸初期(1637年)の天草・島原の乱の指導者とされているキリシタン(キリスト教徒)。出生ははっきりしないが、経済的に恵まれ優れた教養を持ち容姿端麗だったらしい。

実は彼は、豊臣秀吉の三男の豊臣秀頼の落胤(豊臣秀綱)説もある。

豊臣秀頼の母親は織田信長の娘の淀殿。秀頼は豊臣家の後継者となるが、徳川家康と対立。大坂夏の陣で負けて母の淀殿らと共に自害した(享年23)と伝えられる。

だが、絶命の瞬間の目撃者がいない上に、死体も発見されなかったことから実は生き延びて薩摩に逃亡した生存説がある。そして逃亡地で生まれた(落胤)のが天草四郎時貞という話。

天草四郎時貞は16歳で島原の乱を指揮したが、徳川軍の総攻撃を受けて自害したとされる。彼の肖像画とかはなく、後生に伝わる絵や彫刻は「想像上」のもの。だから色々な天草四郎がある。平安朝の男前から西郷どん的な男前まで(笑)

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(想像で作った天草四郎時貞の巨大像)

この像があるドライブインの辛子レンコンは安くて美味しかった。

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天草といえば島々を結ぶパールライン、松島のような景観美、有明海の干潟。

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遠浅で干満の差が激しいため、浜から沖合に向かって車が通れる道を作っている(満潮時は沈没)。

DSCN3167.jpg

海老の養殖も盛ん。



天草地方の国道3路線(国道266号・国道324号・国道389号)は「天草ちゃんぽん街道」と呼ばれている。対岸の長崎市との船舶交流で「ちゃんぽん」が伝わり、独自の変化を遂げたらしい。

他、本家の長崎ちゃんぽん、長崎県雲仙市の小浜温泉の小浜ちゃんぽんを併せて「日本三大ちゃんぽん」と呼ぶらしい。

天草ちゃんぽんを出す店の中で、行きにくさから「幻のちゃんぽん」とも言われ、ずば抜けて美味しいと評判の「明月」に行った。

創業百余年(店内に戸籍謄本が貼られている)で高倉健や北島三郎も食べに来た有名店。天草ちゃんぽんの「原型がここにあり」とも言われる。

行きにくいのなんの、熊本市内から324号線の1本道を西へ西へ西へ走ること約3時間(飛ばして2時間半)。天草諸島の北西の端っこの苓北町(下島)、さらに先の富岡港のそばにある。富岡港から徒歩5分。


大きな地図で見る

熊本市内から行くより、長崎市の南の茂木港から富岡港行きの船に乗った方が早そう(所要1時間)。

ま、観光客にとっては秘境です(苦笑)。そうそう…人口10万人前後の天草には、天草ちゃんぽんの店が 120 ほどあり、中でも下島の苓北町は多いそうですヨ。店によって味は様々とか。

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(富岡港)

明月
熊本県天草郡苓北町富岡2650-1
0969-35-0210
11:00〜14:00/17:00〜19:00
※開店時間は目安、スープ・麺がなくなり次第閉店。
定休日:第1・3月曜日 

 

途中、店に電話して「本日は何時から営業してますか?」聞いたところ、「11時くらいに開店できたら〜ね〜と思っているんですけど」と緩い返答(笑)。

そして11時半に到着。
おお、開店していた。

何せ口コミによれば、13時にようやく開店とかあるよう。こんな人気店なのに出前優先なので、出前が入ると店は一時的に閉店になる(開店前に出前の電話が入ると開店は遅くなる)。特に土日には「出前のみ営業」なんてこともあるらしい。出前人と作り手が同じオジチャンだからねぇ。。

フツーの町の食堂。
お客さんも近所の人達。
オジチャン、オバチャンの2人でやっている店。
それが明月。

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店内はテーブルが3つと、座敷がひとつ。
セルフで麦茶がおいてある。

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(熊本在住のT氏、A氏)

メニューは…ちゃんぽん(普通盛りか、大盛りか、小浜ちゃんぽん風に生卵入りか)、ごはん、酒のみ。実にシンプルなメニューだ。客は小窓を開けて、厨房にいるオバチャンに注文する方式。

ちゃんぽん600円
大盛ちゃんぽん650円
玉子入りは50円増し

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ちゃんぽんが出来上がると小窓がスル〜っと開いて、まず、ちゃんぽんが出る。すぐに横の(厨房への出入り口の)扉がひらいてオバチャンが食堂に現れ、先のちゃんぽんを客のテーブルに運ぶ。これがこの店の決まり事のようだ。

ちゃんぽん(大盛り)

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旨いっ!
旨いっ!
ウマー!


肉は豚肉ではなくて皮付きの鶏肉(歯ごたえがいいので地鶏?)、よく煮込まれている。具材はいたってシンプル。玉葱・キャベツ・もやし、キクラゲ、かまぼこなど。キャベツの火の通り方が素晴らしい。

自家製の極太麺はモチモチでコシがあり、スープとの絡み方が絶妙。

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長崎ちゃんぽんのような白濁したスープではなく、醤油+濃厚な鶏ガラのスープ。塩気を感じるが脂が少ないため、あっさり、旨みが後を引く味。博多の水炊きのスープに鶏油と醤油が混ざってる感じかな。

最高に美味しいスープ!
一気に食べ、一気に飲みつくした(滅多にない)!

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(飲み干す前に撮影)

渋い厨房

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トイレは厨房の奥にあり、トイレを借りたついでに(店主=オジチャンに許可得て)撮影。写真手前に寸胴鍋で煮込み中のスープがこれまた美味しそうだった。

今まで食した麺類の中で最も感動した「明月」の天草ちゃんぽん!


また食べたい・・・



苓北町富岡(富岡城)は、島原の乱では幕府側の拠点になったが、実は富岡がある下島には渋い天主堂が2棟ある。大江天主堂と崎津天主堂。

1566年(永禄9年)、天草郡苓北町志岐の城主志岐麟泉がキリシタンの布教を許したのが始まりだといわれる。本戸(熊本県本渡市)城主天草伊豆守鎮種がルイス・デ・アルメイダ神父を招き洗礼を受けたことから、天草全土にキリスト教が広がった。

永録12年(1569年)、アルメイダ神父によって崎津に天主堂が建てられ、天草におけるキリスト教はここを中心に栄えた。だが江戸時代初期の慶長18年(1613年)に徳川幕府は直轄地へ出していた禁教令を全国に広げ、キリスト教は弾圧された。寛永14年(1637年)に起きた天草・島原の乱以降、更なる激しい弾圧を受ける。

明治6年(1873年)にキリスト教が解禁されるまで村民は「隠れキリシタン」として信仰を守り続けた。当時の大江村では全900戸のうち僅か70戸を除いて皆隠れキリシタンだったとか。

解禁の翌年に大江地区に小さな天主堂が建てられた。そして明治15年、大江と崎津にはパリ外国宣教会のボンネ神父が派遣され、明治16年(1883年)には崎津地区にも天主堂が建てられた。

大江天主堂

ボンネ神父は数ヶ月でフェリエ神父と交代。10年後に当時47歳のルドビコ・ガルニエ神父と交代する。ガルニエ神父(パアテルさん)は極度に節約して自分の給料、2年に1度帰国出来る制度の諸経費を(1度も帰国することなく)貯蓄した。この貯蓄を飢饉の救済や天主堂の建替え費用にも充てた。

昭和7年(1932年)、長崎の教会建築の鉄川与助に依頼して新聖堂の建設に着工したが、資金難に直面する。母国の親戚等に頼んで資金を工面、翌8年に私財を投じたロマネスク建築の教会「丘の天主堂」が完成する。ガルニエ神父は生涯を天草に捧げ、昭和16年(1941年)、82歳で亡くなった。

DSCN3122.jpg
(ガルニエ神父が建てた大江天主堂)

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(信者の墓)

崎津天主堂

崎津に赴任していたハルプ神父は、私財を投じて明治16年(1883年)に最初の教会が建てた。その場所は禁教時代にキリスト教徒を狩り出すための「踏み絵」を行っていた旧庄屋の跡地だった。踏み絵の場所は祭壇の位置にある!

昭和10年に「海の天主堂」と呼ばれる現在のゴシック様式のコンクリート造り(尖塔を含めて最初の柱までコンクリート、残りは木造)の教会に建て替えられる(三代目)。長崎の教会建築の鉄川与助の設計・施工によるもの。教会内は畳敷き。

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(崎津は羊角湾にある漁村)

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背後の山の山麓にある諏訪宮神社を通って、513段の階段を上ると「チャペルの鐘展望公園」に出る。




そして〆は…温泉!

熊本県上天草市にある弓ヶ浜温泉に行ってきた。


大きな地図で見る

一軒宿の湯楽亭。
http://yurakutei.jp/index.shtml
熊本県上天草市大矢野町上5190-2

立ち寄り湯 10:00~15:00/18:30~20:00
入浴料 500円

1972年にボーリングにより湧出した温泉で、源泉は赤湯(ナトリウム塩化物 - 炭酸水素塩泉)と白湯(ナトリウム - 炭酸水素塩泉)がある。源泉かけ流しにこだわっている。効能は筋肉痛・火傷・リウマチ・神経病など。

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まず白湯(ナトリウム - 炭酸水素塩泉)から。

こちらは透明の湯でいわゆる単純泉。美肌の湯。源泉温度32.3度(43L/min)。実は最初はぬるめの水風呂かと思った…。冬はさすがに加温するらしい。

DSCN3145.jpg

そしてその奥が赤湯(ナトリウム塩化物 - 炭酸水素塩泉)。

いわゆる炭酸泉だがこの薄茶色の湯(赤湯)がなかなか強烈だ。炭酸含有量は日本最高クラスの4,006mg!源泉温度46.9度(125L/min)。塩気の強い炭酸味。

源泉が炭酸とともに噴出。ちょっとしたジャグジーのようだ。浴槽に入ると(源泉温度よりも下がっているので)ぬるま湯で気持ちいい。だが浴槽の淵や洗い場の床は温泉成分がこってり析出物がこびり付き、見事な模様(千枚田状態)になっている。

最初の頃は真っ赤な湯だったが、次第に薄茶色になったそうだ。

DSCN3148.jpg

ザラッとした湯の花がゴミのように浮きまくっている。

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管に析出物がこびり付くため、定期的に交換するそうだ。

DSCN3152.jpg
  ↓
DSCN3153.jpg

成分の濃さは半端ない。

その先は露天風呂。

景観は良くないけど空は見える。そして手掘りの洞窟風呂(家族で堀りあげた力作)につながっている。夏は蒸すのでサウナを兼ねるそうだ(他の入浴客談)。

DSCN3150.jpg

洞窟風呂内は薄暗い照明が有る。意外にも大きい。長さ10mくらい?(全長20mくらい?)で、U字型に掘られてて男性風呂とつながっており(といっても男女入れ替え制)、板で仕切られている。

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(出入り口)

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(洞窟風呂内部;右に長く伸びている)

赤湯でのぼせてきたら入り口にある白湯で火照った身体をクールダウン。また赤湯に入る…という繰り返しをする。

宿泊客に聞けば、料理が美味しい宿でもあるとか。是非とも泊まりがけで再訪してみたい。



熊本市内に入り、馬肉専門店で馬刺し用肉やら馬肉コロッケなど買い込み・・・

DSCN3172.jpg

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羽田空港行きの飛行機に乗り込む。。。


いやーー(浦和が負けた事を除けば)楽しく有意義な旅でした。

T氏ご夫妻、11月の鳥栖戦遠征ではまたお世話になるかもしれません。
とっておきの秘湯をおねがいします!

ありがとうございました。

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テーマ : 九州の旅
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熊本再発見!

熊本在住 T妻です。
いや~、ハルさんのおかげで、熊本の宝を再発見!
いつのまに、あんな観察・・・すごい(゚д゚)!

楽しい秘湯グルメ旅(ちがーう、レッズ応援ツアー)でしたねー
ありがとうございました!

よかろーよかろー、11月までには秘湯を見つけておきましょう。
グルメ情報はお任せします!

T妻さま

明月は・・・超お勧めです。
(長崎から行った方が早いくらいの僻地ですけど)
いいな〜いいな〜熊本にいると素晴らしい温泉に個性的な食が味わえるし。

って、グルメ情報はわかりません(苦笑)
プロフィール

Harukovsky

Author:Harukovsky
我が家の構成員は下記の通り。
●オカメインコ(全体が黄色のEXスーパーヘビーシナモンパールパイド)♂のハルオ。
●サザナミインコ(ノーマル)♀の鬼嫁みどり。
●サザナミインコ(コバルト)♂の婿殿コバオ。
●人間(快楽主義)♂のオット
●人間(放浪主婦)♀の私
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構成員だった羽衣セキセイ(オパーリンライラック)♂の正男さん、ローラカナリア♂のロロさんは私の実家に出向中。
赤カナリア♂のアカオさんは2011年8月4日に虹の橋へ旅だってしまいました☆

旧ブログ→http://harukovsky.cocolog-nifty.com/blog/

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