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フランス15:オランジュ(古代劇場)

オランジュ Orange は南仏プロヴァンス地方の北の入り口、アビニョンの北約20kmにある。

元はケルト人の町。古代ローマ時代の要所で大いに栄え、12世紀には神聖ローマ帝国内の公国だった。16世紀にこの町を支配したウィレム1世(オラニエ公)の家系(オラニエ・ナッソウ家)はネーデルラント連邦共和国 Republiek der Verenigde Nederlanden(現在のオランダと北ベルギー)の総督を兼ねていた。オランダ王国が建国されるとオラニエ・ナッソウ家が王位に即いた(現在も)。

今は閑散とした小さな町。


大きな地図で見る

この町には、極めて保存状態の良い古代劇場と凱旋門がある。


古代劇場 Théâtre antique

1世紀、アウグストゥスの治世下で建造された。

丘の斜面を利用し半円形で階段状の観客席の収容人数は10,000人程度だったと推測されている。4世紀には劇場は放棄されて廃墟となったが、中世には防衛拠点としても用いられた。隣接してローマ神殿が建っていた(現在は基礎のみ残る)

DSCN1878.jpg
(古代ローマ劇場装飾壁と神殿跡)

1825年から修復工事が始まり、1869年の夏から現在もChorégies d'Orangeという名前の芸術祭が開かれている(1902年まではfêtes romainesという名称)。装飾壁のおかげで音響はいいそうだ。

古代ローマ時代の想像図。

DSCN1940.jpg

赤い砂岩を積み上げた装飾壁の高さは36m(10階建てビルに相当)で幅は103m。装飾性と音響効果をあげるために壁面は大理石のプレートで覆われていたらしい。

舞台の上には木製の屋根が作られ、劇場全体も日除けの天幕で覆われていた。ただし木製屋根は4世紀に火災で焼失してから野ざらしのままだった。2006年、鉄とガラス板等を使って屋根を行い復元した。

DSCN1900.jpg

装飾壁の壁龕(半円形のドーム)にある大理石製のアウグストゥス像(3.55m)は1951年に発見された。この像は、現在はもともと置かれていた場所と推測される壁龕に納められている。

DSCN1912.jpg

高貴な客専用の出入り口は少しの階段を上がるだけ。

DSCN1890.jpg

地下には何本もの溝があり、舞台の幕を下ろした場所だと考えられている。

DSCN1926.jpg

客席:前方に高貴な客が座る。上の段の客席は外階段を使った。

DSCN1931.jpg

舞台の両脇は3階建ての大きな空間で、当時は大小の部屋に区切られ、楽屋や衣装部屋として使われいた。

DSCN1921.jpg

DSCN1906.jpg

DSCN1930.jpg

DSCN1933.jpg

装飾壁の両脇には搬入口がある。

DSCN1952.jpg

上空からみた全体像。
両脇の赤い屋根が楽屋や衣装部屋。

DSCN1944.jpg
(絵はがき)

客席の裏の空間は、廊下と(客席上部へ行く)階段、客の休憩室になっていた。

DSCN1896.jpg

DSCN1962.jpg

DSCN1960.jpg

装飾壁の裏側(車道に面している方)

DSCN1948.jpg

舞台での演目は、ローマの栄光と繁栄を伝えるガリアでの闘いなど、娯楽ものが多かったそうな。

DSCN1847.jpg

とにかく大きい!


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